新型コロナウイルス

全国有志医師の会から産婦人科学会へ嘆願書、不適切な流産率

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全国有志医師の会から日本産婦人科学会への嘆願書

#嘆願書 日本産婦人科学会への嘆願書:全国有志医師の会一同

勤務医団の本音

妊婦に対して、新型コロナワクチンの努力義務が2022(令和4)年1月26日に課せられました。

 しかし、妊婦に対するmRNA投与には、多くの未知のリスクが伴うと考えられています。

 特に、宮沢孝幸先生の情報提供は必読です。

 迷っている妊婦さんには、お腹の赤ちゃんのためにもぜひ読んで頂きたいです。 接種された妊婦さんがもしこのnoteを訪れて下さっている場合、読むかどうかはご自身の判断に委ねます。読まれる場合、全ての妊婦さんに生じるわけではないという前提で、お読みください。 

 以下、産婦人科学会宛に、妊婦の努力義務に対して再考を希望する嘆願書を、全国有志の医師達196名から提出しました。 学会が提示しているワクチンの指針(第2報)は2021(令和3)年8月14日から更新されていません。

 しかし、実はその指針の中で引用されている、安全性があるとした論文は、2021(令和3)年9月8日に訂正されています。新型コロナワクチンを接種した妊婦の流産率は12.6%で従来の報告と変わらないという論文です。これに対して、分母が違うということで、複数の指摘レターが公式に出され、結局12.6%という数字は現在撤回されているのです。少なくとも、安全性があるとした論文の数字が撤回され、修正されたことを、国内の妊婦に示すべきです。論文訂正の提示、努力義務に対する再考について、3月11日までに回答を頂くことを希望しています。 3月11日以降、学会から返事があったかどうかを、また皆さまに告知します。 

 以下、嘆願書の本文となります。

 この嘆願書は、私たち、有志勤務医の会と全国の有志医師の会で話し合い、全国有志医師の会の名前で提出されたものです。

嘆願書

日本産科婦人科学会  理事長  木村 正  殿

日本産婦人科医会 会長     木下 勝之 殿

日本産婦人科感染症学会 理事長 山田 秀人 殿 

謹啓

 貴学会におかれましては、益々ご発展のことと、お慶び申し上げます。会員の産婦人科医の皆さまにより、妊婦と女性の健康が日々守られていることに、深く敬意を表し、心より感謝致します。さて、2022(令和4)年1月26日、厚労省分科会において、妊婦に対して新型コロナワクチンの努力義務を課す方針が了承されました。つきましては、不躾ながら私どもより努力義務に関して再考をお願いしたく、嘆願書を提出させて頂く次第です。

 新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて(第2報)において
https://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210814_COVID19_02.pdf

 引用された文献2)につきまして、妊婦における新型コロナワクチン接種後の流産率は12.6%と報告されております。
https://www.nejm.org/doi/pdf/10.1056/NEJMoa2104983?articleTools=true

 しかし、その後、流産率の分母に対して訂正をすべきではないかというletterが複数提出されました。そのうちの一つが以下です。
https://impf-info.de/pdfs/Coronoia/Shimabukuro_LE_MacLeod.pdf

図1を拡大表示

 脚注太字部分には、827名の妊婦のうち、700名が後期に接種を受けたと記載されています。よって、Spontaneous abortion<20wkの分母は約127名となり、流産率は82%になるのではないかという指摘です(トロント大学Bernstein医師)。

 更に、ニュージーランドの研究者らが、上記同様、論文を再解析し、流産率は報告された7-8倍であることを、以下の論文で記述しております。https://kingdomventurers.files.wordpress.com/2021/11/spontaneous-abortions-and-policies-on-covid-mrna-vaccine-use-during-preganacy.pdf

 これを受けまして、2021年9月8日、NEJMはCorrection

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMx210016

を提示し、12.6%という数字を撤回しております。

画像1を拡大表示

 その他、安全性に関する論文は、貴学会が「新型コロナウイルスワクチンの安全性に関する最新情報」https://www.jsog.or.jp/news/pdf/20211025_COVID19.pdf

で引用された、以下のケースコントロールスタディと存じます。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8552533/

 接種した妊婦n=1,629、観察期間6か月であり、流産のリスクを評価するには、母数も期間も不足と考えますが、いかがでしょうか。
 同最新情報において、「妊婦さんは時期を問わずワクチンを接種することをお勧めします。」とあります。訂正されたNEJMの論文より、特に妊娠20週未満は流産のリスクが高い可能性を否定できておりません。 

 成人では、第6波を迎え、2回接種後だけでなく3回接種後のブレークスルー感染も増加し、発症予防効果は各国の先行するデータが示すように、維持できない状況になりつつあります。スパイク蛋白の変異からも、3回目の有効性は期待できません。

https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.12.20.21267966v3
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.12.30.21268565v1

 また、ワクチン接種者も未接種者も同様に重症化しますが、共通する重症化因子は、肥満、コントロール不良の基礎疾患です。スウェーデンの世界最大規模のコホート研究では、重症化抑制効果は6-9か月と限定的となっております。

 ウイルスの変異と共に武漢株用ワクチンの有効性は急激に低下してきております。

 つきましては、新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて(第2報)、「4.副反応の有無にかかわらず、妊娠の異常(流産、早産、その他)の頻度はワクチンを打たなかった妊婦と同じであると報告されています」に関して、NEJMが流産率12.6%を撤回していることを、国内の妊婦に早急に明示し、指針を改訂して頂けますよう、謹んでよろしくお願い申し上げます。また、妊婦の努力義務に対する再考をご検討頂けましたら幸いです。 

 大変恐れ入りますが、指針を改定して頂けるか否かについて、3月11日(金)までにご回答を頂けることを希望致します。ご回答は、下記メールアドレスに頂きたく存じます。この嘆願書は、個人情報以外の本文を、各有志医師の会のホームページ等で公開致します。ご回答を受領しましたら、その旨公開致します。 

 引き続き、将来、尊い子供たちを育てて行く大切な妊婦達を守って頂くため、ご善処を頂けますよう、謹んでよろしくお願い申し上げます。

謹白

2022(令和4)年3月2日

全国有志医師の会 一同

大阪市立大学 分子病態学 名誉教授 井上 正康

 

#妊婦におけるmRNAワクチンのリスクについて 宮沢孝幸先生からの情報提供

妊婦におけるmRNAワクチンのリスクについて

サイトカインは妊娠維持ホルモンとも言われるものです。ワクチン接種によってサイトカインに異常が起きれば、妊娠維持が困難になる可能性が懸念されます。また、Th1/Th2バランスが崩れると流産につながります。

https://web.archive.org/web/20210711141553/https://www.jaog.or.jp/note/%E5%A6%8A%E5%A8%A0%E7%B6%AD%E6%8C%81%E6%A9%9F%E6%A7%8B-%E6%B5%81%E7%94%A3%E3%81%AB%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/

2022年3月5日追記:何故かリンクが消されて見えなくなりましたので、アーカイブ表示をします。

スパイク蛋白による血管内皮傷害も、流産のリスクになると考えられます。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8091897/

 今回のワクチンは、筋肉注射のため血中に流入します。ファイザーの提出資料からそれは明らかです。mRNAは脂質ナノ粒子に包まれており、エクソソームに似た粒子です。脂質ナノ粒子は細胞と融合しやすいため、妊婦がmRNAワクチンを接種すると母体血液と直接接した胎盤に取り込まれ、合胞体性栄養膜細胞に入ります(母体からエクソソームを取り込む現象と同じ現象が起こります)。

 栄養膜細胞にmRNAが取り込まれれば、スパイク蛋白が胎盤で生成されるはずで、胎盤で血管傷害、血栓を生じる可能性は否定できません。

 さらには、mRNAやスパイク蛋白が胎児に移行するかどうかは全く分かっていません。 胎児期後半の胸腺教育の時期に、胎児にスパイク蛋白が流れると、スパイク蛋白を自己蛋白と認識し、生まれてきた子が新型コロナウイルスや類似のコロナウイルスに対して免疫寛容になる可能性は否定できません。生まれてきた子供が、新型コロナウイルスに対して免疫寛容にならないのか、動物実験は実施されていません。 

 コロナウイルスに対する抗体には、中和抗体とともに非中和抗体(ウイルスを中和しない抗体)があります。非中和抗体はコロナウイルスの感染を増強し、病態増悪の原因になります。実際に、重症患者の抗体価が高いことは知られており、抗体はリスクファクターとみなされています。ウイルスが変異すれば、中和抗体が減り非中和抗体が増えます。母親が非中和抗体を産生すれば、それが胎児に移行します。胎児が新型コロナウイルスに感染した時、非中和抗体が残存していれば、重症化する可能性は否めません。妊婦に対するmRNA投与においては、様々なリスクが理論的に考えられます。

 しかし、動物実験も施行されておらず、未知のことが多い状況です。

 以上をご考慮頂き、妊婦に対するリスク・ベネフィットに関して、随時ご検討をお願い致します。

 必要があれば、情報提供のご協力をさせて頂きます。 

京都大学ウイルス・再生医科学研究所ウイルス共進化分野准教授

宮沢 孝幸

 

※宮沢先生からの指摘では、以下のことが非常に重要だと思われます。軽々に妊娠中の接種を勧められない理由となります。何も良いことはありません。

スパイク蛋白による血管内皮傷害も、流産のリスクになると考えられること。

妊婦がmRNAワクチンを接種すると母体血液と直接接した胎盤に取り込まれ、合胞体性栄養膜細胞に入る。

胎盤で血管傷害、血栓を生じる可能性は否定できない。

スパイク蛋白を自己蛋白と認識し、生まれてきた子が新型コロナウイルスや類似のコロナウイルスに対して免疫寛容になる可能性。

母親が非中和抗体を産生すれば、それが胎児に移行します。胎児が新型コロナウイルスに感染した時、非中和抗体が残存していれば、重症化する可能性。

 

 

 

 

 

 

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